医院名:都田泌尿器科医院 泌尿器科・性病科
住所:〒567-0828 大阪府茨木市舟木町5-14YNビル2F TEL:072-632-0111
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尿路結石の種類
腎、尿管結石
  20〜40歳代に多い。泌尿器科の専門領域。結構多い。 
結石発作には軽いものから重篤なものまで色々です。
発熱を伴う場合はめったにないがその場合は要注意!一般的には2〜3日で消失し、
その特徴を理解すれば全く心配は いりません。発作回数を減らし早く排石させるために、
尿管を鈍くする薬を服用してください。
20人に1人。結石の再発は5年間に2人に1人。汗かきであまり水分を取らない人、
20歳を過ぎても牛乳パックをがぶ飲みしている人は要注意。またはじめから多くの小結石を
腎臓に持っている人もいる。(海綿腎) 
尿酸結石の場合はかなり大きなものでもクエン酸製剤の長期服用で溶解するものが
結構ある。直径2cm以上のものが溶けた例もある。血中尿酸値のコントロールが大切で、
食事療法、薬物の服用により再発が防げる。
巨大なサンゴ状結石がレントゲンで発見されることがあるが大きな石ほど無症状で
来院することがある。原因はプロテウス菌による感染でおこりやすい。
結石は尿酸結石以外は薬を飲んでも決して溶けたりはしません。尿管結石の自然排石は
10×5mm以下と言われています。痛みの恐怖のあまり小さな結石でもESWLを
依頼する傾向もありますが、冷静にアドヴァイスに耳を傾けることも大切と考えます。
大きな結石は衝撃波治療などが適応。紹介しています。
その他経皮的腎盂砕石術(PNL)などがあります。
膀胱結石
  時々ある。外来でも摘出可能なものも多い。たまに砕石器でくずれない硬い石には、
開腹手術をしたことがあります。
症状は頻尿(特に動作時)、血尿、排尿痛。腰痛は起こらない。
留置カテーテルのバルーンを破裂させ、自然抜去させることがあります。
尿道結石
  小結石が後部尿道にたまに引っかかる。外来で摘出可能。
症状は排尿痛、排尿困難、血尿、残尿感など。
尿道舟状窩(出口)で成長することあり。いずれも稀。
前立腺結石
  よっぽどでなければ放置していてよい。症状があるとすれば、排尿困難。
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症例紹介
腎臓結石

腎盂結石
これは、臥位のX線写真です。
腎盂に直径2p程度の結石がみられます。
また、腎杯部分にも小さな結石群があります。
点線に囲まれた部分が左の腎のある部分です。
尿管結石による結石発作時の尿管閉塞

排泄性腎盂造影検査の所見
右の腎盂尿管は正常に働き、膀胱が造影がされている。
しかし、左の腎盂は1時間たっても造影されてこず、
腎全体が白く描き出されているだけである。(矢印)
これは、結石による尿管閉塞のため、腎盂内圧が
上昇しているため、造影剤の混じった尿が
作られないための現象でこのように写る。
尿管結石症例の排泄性腎盂造影の
6時間後のレントゲン写真。
右の腎盂尿管は既に造影剤の混入した尿が全て
排泄されており、尿管を閉塞させた結石のことろで、
ダムの現象のように、stop signが発生している(矢印)
完全に閉塞していた尿管と結石の隙間から徐々に尿が
漏れ出して、このような写真が写しだされるように
なったわけである。
もう少し時間がたつと、結石の横から尿がスムーズに
流れ出し、左腰部のだるさは完全消滅しsilent stoneの
状態になる。
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